2016年10月1日土曜日

防災における地形用語の重要性

日本地理学会災害対応委員会

 わが国では毎年のように各地で自然災害が発生しています。2011年の東日本大震災は私たちの記憶に強く残る大災害でした。その後も、御嶽山の噴火、伊豆大島や広島での土砂災害、口之永良部島の噴火、茨城県常総市を中心とする鬼怒川の水害、そして熊本地震といった、わたしたちの生命や生活に大きくかかわる自然災害が次々と発生しています。
 土砂災害、水害、火山災害、地震や津波災害など、多くの自然災害は災害が発生した場所の地形条件と密接な関係を持っており、また同時に、被害を受ける人々の生活の場所における地形とも密接に関係しています。身を守り、被害を軽減し、さらには未然に防ぐために、自然災害が発生する場所や生活の場における土地条件としての地形について日頃から理解を深めておくことこそが大切と考えます。
 ここでは最近発生した自然災害を例に、災害が発生した場所の地形とその特徴について説明します。

「防災における地形用語の重要性」統合版(PDF, 6MB)


2016年9月14日水曜日

日本地理学会 2016年秋季学術大会 公開シンポジウムのお知らせ

東北大学・川内北キャンパス日本地理学会2016年秋季学術大会会場) にて,以下の公開シンポジウムが開催されます.
入場無料,事前申し込み不要ですので,皆様お誘いあわせの上、ぜひご参加ください.
(2016年10月1日追記)シンポジウムは盛会に終了しました。ご参加ありがとうございました。


2016年4月15日金曜日

平成28年熊本地震・日本地理学会災害対応本部

(災害緊急速報 平成28年熊本地震)
災害対応本部の活動は終了致しました(2017年3月31日)

熊本地震に関する取り組みについてのアナウンス

 このたびの熊本地震により、被災された方々には謹んでお見舞いを申し上げるとともに、一刻も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。
 日本地理学会では、この災害にあたり、学会を挙げて対応すべく、理事長を本部長とし「熊本地震・災害対応本部」を設置(4月19日)しました。今後、この災害に関する科学的な調査研究,さらに被災地域の復旧・復興などに対して地理学的な見地から貢献できるよう活動を行って参ります。

日本地理学会・理事会

災害対応本部の連絡先: saigai-head<at>ml.ajg.or.jp
<at>を@に変えてメールをお送りください.