2018年3月12日月曜日

日本地理学会公開シンポジウム「防災の基礎としての地形分類図」

防災の基礎としての地形分類図
主催: 日本地理学会災害対応委員会
日時: 2018年3月22日(木)13:00~16:00
会場: 東京学芸大学(日本地理学会第3会場)
〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1
オーガナイザー: 久保純子(早稲田大)・平井幸弘(駒沢大)

 全国を対象とした地形分類図(国土調査の地形分類図、土地条件図、治水地形分類図など)はさまざまな機関により整備されている。これまでは専門家以外にはあまり知られていなかったが、現在では地理院地図等インターネットで閲覧できるようになり、多くの市民が利用可能な状態にある。本シンポジウムでは、作成機関、専門家、ユーザー等の立場から地形分類図の現状と活用例について議論する。

シンポジウムは盛会に終了しました。ご参加ありがとうございました。(2018年4月11日追記)

当シンポジウムの発表内容の詳細は,月刊地理2018年10月号「特集:地形分類図-防災への活用」(古今書院)にまとめられています。
 ⇒古今書院のサイトへのリンク
(2018年9月27日追記)


プログラム
(1)  海津正倫(奈良大):わが国における地形分類図の普及と展開
(2)  岡谷隆基・宇根 寛(国土地理院):国土地理院の地形分類への取組
(3)  渡部 元(国交省国土政策局):国土調査法に基づく「土地分類基本調査」としての地形分類図について
(4)  石丸 聡(北海道立地質研)・西村智博(国際航業):治水地形分類図の有効性と寒冷地域特有の地形の問題―北海道地区の例
(5)  小野映介(新潟大):沖積平野を対象とした地形分類の問題点
(6)  古田 昇(徳島文理大):地形分類図を用いた地形研究と普及活動―徳島地区を例に
(7)  三橋さゆり(国交省利根川上流河川事務所):河川管理における治水地形分類図の活用
(8)  西村智博(国際航業):地形分類図―製作から利用まで
(9)  浅川俊夫(東北福祉大):中等地理教育における地形分類図の活用と課題
コメント:関口辰夫(国土地理院) ほか
総括コメント:熊木洋太(専修大)

入場無料・事前申込不要です.
皆様のご参加をお待ちしております.

ポスター(PDF形式)