「⽇本地理学会声明:東⽇本⼤震災発⽣から10年に際して」を発表しました.詳細は以下リンク先のPDFファイルをご参照ください.
https://www.ajg.or.jp/wp-content/uploads/2021/03/Statement_20210311.pdf
関連して,日本地理学会災害対応委員会は2021年3月26日(金)午後1時より東日本大震災に関する公開オンラインシンポジウムを主催しました。
公開シンポジウムプログラム
東日本大震災10年 ―防災概念の変革期における地理学―
日時: 3月26日(金)13:00〜16:00
会場: オンライン会場(Zoom)
企画: 日本地理学会災害対応委員会
オーガナイザー:田中 靖(駒澤大)・八反地 剛(筑波大)・鈴木康弘(名古屋大)
〔講演〕13:00-14:30
S101 鈴木康弘(名古屋大):「想定外」は回避できるか―科学と社会の相克―
S102 初澤敏生(福島大): 東日本大震災からの産業復興に地理学が果たした役割
S103 村山良之*(山形大)・小田隆史(宮城教育大): 大川小津波訴訟判決の意義
S104 宇根 寛(日本地図センター): 東日本大震災からのハザードマップの展開と課題
S105 後藤秀昭(広島大):「地図の力」と災害伝承
S106 岡谷隆基*・研川英征(国土地理院): 地理院地図の進化
[問題提起/コメント] 14:50-16:00
S107 平井幸弘(駒澤大): ハザードマップの実践的活用のために―基礎情報としての地形分類図参照の意義と課題―
S108 香川貴志(京都教育大): 復興をめぐる都市地理学
S109 内山琴絵(信州大): 効果的な災害伝承とは―災害デジタルアーカイブの可能性―
S110 久保純子(早稲田大): 災害と土地利用規制
S111 須貝俊彦(東京大): 地理学が担う防災教育の意義
[総合討論] 15:40-16:00